【アメリカの方言】コロラド州の人は「t」を発音しない!交換留学経験者は語る。
日本よりはるかに大きく、いろんな国が集まったかのようなアメリカ合衆国。
筆者は学生時代、アメリカ合衆国コロラド州にあるコロラド大学で、半年間、交換留学生として勉強した経験があります。
日本の大学でも英文学や言語学を専攻していましたが、留学先大学でも「linguistics(言語学)」のクラスを受講していました!それほど、英語という言語そのものや、言語を使っていろいろな世界と繋がったりすることにとても興味があったんですよね。
コロラド州の人は「t」を発音しない
現地で実際にコロラド州生まれの友達と話したり、アメリカの言語学を授業で学んだりする中で、コロラド州の人が使う英語でもっとも特徴的だったことがありました。
それは、
「t(ティー)」を発音しない!!!
ということ。
例えば、山は英語で「mountain」と書きますよね。
普通に発音すると「マウンテン(mάʊntn)」になりますが、コロラド州出身の人は特に「マウンェン」「マウンッン」のように発音するのです。「t」の音がなくなります。
コロラド州の英語は「標準語」である
ただ、この「mountain」の発音の仕方は、コロラド州出身ではない人も同じようにする場合もあります。
なぜなら、言語学的に言うと、コロラド州周辺のエリアは「標準語」であるとされています。その認識があるため、今となっては、コロラド州のひと独特の発音とは言えなくなっているかもしれません。実際に、日本の英語教材のCDでも「マウンテン」というより「マウンェン」「マウンッン」と聞こえる場合もあるかなと思います。
また、住んでいたところよりも親の方言の影響もあったりするので、一概に「コロラド州に住んでいたらこう!」とも言えないのです。
ですが、特に、コロラド州に留学していた私的には、コロラド州出身の人は総じて「t無し発音」の傾向が顕著だなぁと感じました。たまに「何て言ったの?!」て混乱するくらい。笑
コロラド在住のアメリカ人の友人は「俺らは標準語だから”t”は発音しないんだよ」とか笑って話していたこともありました。
ちなみに、Washington D.C.出身のアメリカ人の友人は、「mountain」は「マウンテン(mάʊntn)」と発音すると話していたので、エリアごとに違いはあるというのは確認できました。
アメリカ英語の方言を学ぶ!
もしこれからアメリカに留学する方や転勤される方がいれば、是非事前に方言などを知っておくと、コミュニケーションがスムーズになって良いと思うのでオススメです。
無理に相手の方言に合わせて喋る必要はありませんが、方言の知識があった方が理解も早いし、話のネタにもなります^^
おすすめの本のリンクを貼っておきます!
おわりに
アメリカは広い分、私たちが今まで授業で教わってきたことよりはるかに多様な言語・文化を持っている国です。
そこが面白くて、アメリカの文化にハマってしまうと、「次はアメリカの○○州にいきたいな〜」とか夢がどんどん膨らんでしまうんですよね!笑
は〜〜またコロラドいきたいな〜〜!